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坂の下の映画館

これは私の幼少期の映画館でのエピソ-ドです



映画にいく時父は必ずお酒飲んでいくんです

よたよたするほど飲んでいくわけではないんですが…


母が

「あー酒臭い
まったく又立ち回りやるんじゃないかねぇー

まったく恥ずかしくてそばにいられにゃーよ!!」


そうなんです父は暗い映画館の中で主人公になりきってしまうんです


とくに時代劇なんかになると…


ヤジはとばされるし…私達はこの人とは関係ないという顔してはなれてみていました


父は清水の次郎長さんの映画が大好きで私達はよく見に行きました


「おっさんうるせぇよー!!」

「父ちゃん私みっともないから返るよ!!」


「わかったわかった座っておとなしくみらぁー」


どっかのおじさんが大声で

「よう 清水の次郎長かっこいいぜ!!」


この映画館は私の父もそうですが名物おじさんがたくさんいました」


役者顔負けの立ち回りをするおじさんもいました


坂の下の映画館はいつも満員御礼でした


父の滑稽な立ち回りが目にうかびます


あれから何十年


もう坂の下の映画館はなくなってしまいましたが…

小さな劇場でしたが


哀愁漂う昭和の時代を彷彿させます


劇場のモスグリ-ンの分厚いカ-テンの向こうに父のわくわくした心臓の鼓動がいつも聴こえてきました

今回の花言葉

グラジオラス(楽しい思い出)
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