スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

坂の上の恋人NO.2

家に帰ると母がぷんぷんしていました

父から話を聞いたんだろう!!

「ミッシェル頭どうにかしちまったのかい?


あんな変人男好きになるなんて!!かあちゃんは反対だからね!!


「反対でもなんでも私が好きになったんだから二人には迷惑かけないわ!!」

「世間体ってものがあるだろう!?」

「なによ そんなもの跳ね返してやるわ!!」


「お前村にはあいつに騙された女がいっぱいいるんだよ!!
お前もそのひとりになるんだよ!!」

「でも私を見る目は皆とちがっていたわ私感じるのこの人は私が必要だって!!」

「あの男はそうやって女をたぶらかすんだよおまえもあの男の魔力にかかっちまったんだよ!!」

父は「まぁ好きになっちまったんだからなぁー村の女と同じ運命をたどるぞ

そこんとこよーく頭に叩き込んでおけ!!」

「子供できたら産むんだぞ!!家の子として育てるんだぞわかったな!!」


母はス-プをボンとおいて不機嫌な顔をしていました


母が作ってくれたキルトのシ-ツの上で彼に抱かれている夢をみました

でも彼はいろんな女を抱いてきたんだ

私をみんなと同じとおもっているのかなぁー

でもあの目は私だけを見ているような気がする

私はランプの明かりをみながら…

もうなにもみえず彼のことで頭がいっぱいになってしまっていたのです優しい二重瞼 どことなく影がある

下から父の声が聞こえてきました


「ミッシェル明日も畑あるからもうランプけして寝ろ!!」



どしゃ降りの雨の日父と母が昼寝をしているすきに

マントをかぶり丘の上の彼の家に走りました


ドアノブを何回もたたく私


「誰なの?こんなどしゃぶりの日に!!」

お母さまがでてきました


「まぁ貴女ずぶ濡れじゃないの早く中に入りなさい」

優しくて美しい女性がたっていました

彼のいうママとは随分違うな

「待って私のドレスをきなさいこのドレスちょっと古くさいけど貴女にぴったりよ美しいまきがみもずぶぬれねさぁーはやくふきましょ!!」

「おやさしいんですね」

「私世間では魔女っていわれてるのよね」

「息子にあいにきたの?貴女で何人目かしら?
貴女がなんだか気の毒!!」

四方にあるステンドグラスの窓枠はずいぶんほこりにまみれている


高価なペルシャ絨毯もすすけていました

アンティ-ク家具に囲まれていてかなり年代ものもありました


ホ-ルの真ん中の階段に彼がたっていました

白いフリルのついたブラウスにブル-のズボン

少し長い髪をかきあげて髭はきれいにそってありました


あぁーなんて美しい男なんだろう


「かあさんもう部屋にいっていいよ

彼女と二人きりになりたいから」


「そうね 」


お母さまは彼のいる階段をスカ-トをひきずって二階にあがりました


お母さまがいなくなって唐突にとんでもないことを私はいってしまったのでした


「貴方ってみんながいうようにおんなったらしなの?」


「アハハハハ そうだったらどうする?」

「一人のひとだけを愛することができない人なの?」

「さぁーどうかな?僕にもわからない女性はそれぞれみな違う魅力をもっているからね」

「私やっぱり帰るわ貴方は噂どおりおんなったらしよ!!」

「今日貴方は私を抱いたら明日は捨てるのよ!!」



「それは君がかってに思うこと確かに僕はいろんな女性を抱いたけどみんな僕を素通りしていくんだかげろうみたいにねどんなときもね

だから僕は僕をうけとめくれる女性をさがしているんだ」


「私が貴方を受け止められるか?それはわからないわ

ただ今はあなたが恋しいだけよ!!」


「ねぇ君お腹空いていない?
昼飯つくってあげるよ!!」

「えっ貴方って料理するの?」

「そう僕は母の分もいつもつくるんだ!!」


台所はあまりきれいではなかった


雨のせいか床に二匹ほどゴキブリがいました私は足ですみっこにおいやりました


「君のドレス母の?」

「私にくださるんですって」

「母は昔高級娼婦だったんだ 父がぞっこんで結婚したってわけさ!!」


「とてもそんな方にはみえないわ!! 品がよくて!!」

「僕と母は父の遺産をくいつぶして生活しているんだ!!いつまでもつかな?」

テ-ブルの上に
モッツァレッラ トマト グリ-ンレタス

プッカネスタ 羊肉のステ-キ

赤ワインがおかれました


「わたしなんかいつもス-プとパンと紅茶よすごいごちそう!!」


「そうそうお母さまは?」

「母は一日一食しかたべないんだ!!」


「だからかしらスタイルいいですものね」


「君をみていると人の幸せってこういうもんだって思うよ父さんと母さんがいて君は愛情いっぱい育てられている

汚れてなくて色でいえば白かな 真っ白かな

そのままかざっておきたいきがするよ!!」

「こうみえても私は村では気が強くて有名なのよ!!

この間貴方の悪口いった男ひっぱたいてやったわ!!」

「アハハハハハハ」

彼は大笑いしました

「君っておもしろい人だね」

「楽しい人だよ!!」

「そうかしら?」


お母さまが階段をおりて台所に顔をだしました

私はたちあがりスカ-トをひろげておじぎしました

「あら私は食事はよくてよ

あまり二人の話がはずんでいるのでのぞきにきたの!!」

「お母さまもご一緒にどうぞ」


「楽しいお話がたくさんありそうね」


私は村につたわる昔話や怪物の話ほんとは大学にいって考古学を勉強したかったことベラベラ四六時中喋っていました


「貴女ってほんとに楽しいかたね時々家にきておはなししてくださらないいろんなお話を!!」

「はい喜んで!!」

彼は白い歯をだして何回も笑ってくれました


今回の花言葉

つるコベア(噂の人)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。